自由の女神像

自由の女神像

自由の国アメリカを代表するシンボルである「自由の女神像」は、アメリカがイギリスからの独立を勝ち取った100周年を記念して、フランスから贈られニューヨーク港にあるリバティ島に設置された銅像です。
「自由の女神像」の正式な名称は、「Liberty Enlightening the World(世界を照らす自由の女神)」と言います。
正式な名称が示すように、単にイギリスから独立して自由を勝ち取った記念の像と言うより、自由と民主主義を求めて新天地アメリカでの生活を希望し世界中から集まってきた移民の自由を支えた女神と言うことができます。

自由と民主主義によって、世界を照らすがごとく、門戸を開いて世界中から移民を迎え入れたことで、多くの人がアメリカで成功を収めています。
そのため、アメリカの自由と民主義を端的に示すモニュメントして「自由の女神像」は1984年に世界遺産に登録されました。
一般的に世界遺産に登録されている文化遺産は、歴史の古い建造物が多いですが、「自由の女神像」の完成は1886年ですから、世界遺産の中では、オーストラリアの「オペラハウス」、ブラジルの「ブラジリア」、オランダの「シュレーダー邸」、ドイツの「ベルリンのモダニズム集合住宅群」などに次いで新しい建造年の世界遺産の中に入ります。

「自由の女神像」の大きさは、台座を除くと約46メートル、台座を含めると約93メートルとなっています。
自由の女神は、頭には、7つの大陸と7つの海を意味する7つの突起がある王冠をかぶり、空高く突き上げた右手には純金で作られたトーチを、左手にはローマ数字で1776年7月4日の独立記念日が刻印された独立宣言書を持っています。
そして、人類は一切の弾圧や抑圧から解放されていること、及び人類は自由であることを象徴するように、足元にある引きちぎられた鎖と足かせを踏みつけています。

見学は、同時多発テロ以降、中止されていましたが、現在は再開されましたが予約が必要となりました。
また、台座の上から王冠部分の展望台までは階段を350段ほど上がらないといけないので、登れる体力が必要になります。

王冠部分へは、1時間30人、1日240人に限定されています。またカバン類は持ってあがることができません。小さなロッカーに預けなければなりません。
大きなカバンは入らないので、身軽な状態で見学に行く必要があります。
自由の女神像なのに見学するのに自由が制限されているという皮肉な結果と現状はなっています。

自由の女神像へはフェリーで行くことになるのでフェリーのチケットと一緒になったチケットを予約するのが便利です。チケットは入場できる場所によって3種類あります。
自由の女神像だけへの入場料は3ドルです。