グレート・スモーキー山脈国立公園

グレート・スモーキー山脈国立公園

アメリカの世界遺産であるグレート・スモーキー山脈国立公園は、知名度はそれほど高くないですが、グランド・キャニオン国立公園やヨセミテ国立公園、ハワイ火山国立公園などの知名度のある国立公園を含めアメリカにある50以上の国立公園の中でもっとも多い観光客数を集めている世界遺産です。
但し、ここは入園料無料の公園なので、正確な観光客数が把握できているかどうかは問題とされています。

グレート・スモーキー山脈国立公園は、アメリカ東部のノース・カロライナ州とテネシー州をまたがって連なるグレート・スモーキー山脈の南東部に位置しています。

グレート・スモーキー山脈国立公園の一帯は、その名前の通り、霧が広く立ち込める自然環境にあります。
霧が立ち込めるのは、このあたりの気候が温暖で湿気を帯びているためです。
この霧がアメリカ人には、物珍しいもののようで、また神秘性も感じられるからか、このことも人気の高い理由の一つになっているようです。

公園の広さは、幅約30キロ、長さ約110キロで2100平方キロを超える面積を有しています。
グレート・スモーキー山脈国立公園の大半は森林で、その4分の1を北米最大の落葉原生林が占め、これに加えて、グレート・スモーキー山脈国立公園内には、1800メートルクラスの山々が25もあり標高差があること、そして雨が多いことで、生態系が非常に豊富なものになっています。

その種類は植物が3500種類以上に及び、樹木だけでも130種類に達します。
生物も哺乳類、魚類、爬虫類が数十種、鳥類が約200種と豊富な種類が生息している環境が形成されています。

これらの理由から、1983年に世界遺産に登録されました。
アメリカ東海岸の大都市、アトランタからは、車で約2時間で行くことができて、比較的便利なロケーションです。
ここ、グレート・スモーキー山脈国立公園には、ダイナミックで自然の驚異のような壮大な景観はないので、信州の清里のような牧歌的てきな自然があるというような感じなのかもしれません。
行って落ち着くというかそんな魅力にあふれているように感じられます。
自然の驚異は確かに目を見張りますが、心の落ち着きが得られる訳ではありません。

公園内には何百マイルもの長いトレイルが敷設されているので、歩きながら自然を存分に楽しめます。
気分転換のハイキングにふさわしい場所です。入園料は不要です。

また、自然ととともに、周辺の都市には、リゾート施設やショッピングができる繁華街などがあり、この意味では、日本人で言えば軽井沢のような感覚の魅力があって、訪れる観光客が多いのかもしれません。